自然派フード「BLUE」の療法食がでました！

自然派フード「BLUE」の療法食バージョンが発売されました！１０月のブログで取り上げたのは、「BLUE」の一般食でしたが、今回は「療法食」です。

「療法食」というのは簡単に言うと「病院食」「治療食」のことです。その名の通りで、様々な病気の治療で欠かせません。治療で使う重要なアイテムの一つで、これがなければ治療はうまくいかないと言っても過言ではないです。例えば、尿石症のある子の治療では、尿のPHをコントロールしてくれる（調整してくれる）フードにする必要があったり、腎不全・心不全がある子の治療では良質なタンパク質を制限しているフードにする必要があったり、慢性的な膵炎を持つ子には低脂肪なフードにする必要があったり、太っていて関節に負担がかかっている子にはカロリーが低くて繊維が豊富で脂肪を燃焼する成分が入っているフード（私は”本気のダイエット食”と呼んでいます）にする必要があるのです。これは一部のことで、他にも色々なときに使うわけですが・・・

私たち獣医師が勧めるフードなので、基本的には一般の方が購入できない特別なフードなわけです。その特別なフードの大手がロイヤルカナンだったりヒルズさんだったりするのですが、その中に「BLUE」が参入してきた、ということですから、獣医業界の中では大きな出来事なんですね。「自然派フードの療法食」というもの自体が初めてなわけで、BLUEの特色（新鮮な生肉、ライフソースビッツ、自然な抗酸化成分を使用）を持ちつつ、病気にも対応するフード、ということです。（＊ライフソースビッツについては前回のブログをご参照ください。）

その「BLUE」の療法食のことを「BLUE NATURAL Veterinary Diet ( NVD )」といいます。療法食っぽいです。種類は、犬と猫で同種のものが３種類です。簡単に説明しますと・・・